増改築やリフォームも

住んでいるうちに「やっぱりここはこうしたい」といった住居への不満などが出てくるもの。キッチンをもっと広くしたい、手すりを付けたりバリアフリーにしたいといった要望が出てくるかもしれません。マンションだと、たとえ購入した物件でもリフォームをするには管理組合の許可が必要になるケースがほとんどです。つまり、自分の意思で自由に増改築、改装などができないのです。

一戸建て住宅だと、増改築や建て替えなどが自由にできるというメリットがあります。もちろん、建築基準法の範囲内でのことになりますが、法律の範囲内であれば自由な意思で増改築などが可能になるのです。これがマンションとの大きな違いといえるでしょう。マンションでも管理組合の許可をとって工事を行うことはできますが、それまでに時間がかかったり、かなり厳しい制約があるケースがほとんどです。

分譲マンションにせよ、一戸建て住宅にせよ、大切なお金を出して購入した家に違いはありません。それなのに、マンションでは自由な増改築が難しく、戸建てなら容易という大きな違いがあります。先々リフォームすることも考えている、という方だとなおさら集合住宅ではなく、一戸建て住宅のほうがよいかもしれません。